外気36℃の太陽の下にいると大変暑いですが、

 木陰に入ると涼しく感じます。
 
 体温を36.5度とすると、外気はそれより低い温度。

 本来なら涼しく感じなければなりません。

 暑く感じるのは、太陽の輻射熱が直接身体に当たって、

 熱を発しているからです。木陰に入ると木の葉が

 輻射熱をカットしてくれるので涼しく感じるわけです。

 また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じることは

 誰もが経験していることです。すなわち「暑い・寒い」

 と感じるのは温度ではないのです。
 
 夏を快適に過ごすには、強い日差し、
 
 放射線(熱線=電磁波)を避けねばなりません。

 夏に屋根裏空間を通る熱はほとんど放射線と

 言えます。

 下向きの対流による熱移動はありませんし、

 低い密度の空気を通しての伝導もありません。


 従来の断熱材は、しばらくは熱を防ぎますが、空気

 空間と異なり、大量の熱を溜め込んでしまいます。

 また、ほとんどの建材は反射率が低く、

 外部の熱を吸収してしまいます。

 よって夏は暑く、冬は寒いという結果になるわけです。
 
 反射率99%のリフレクティックスは、ほとんどの

 熱線をはね返してしまいます。

 さらに、吸収された残りの1%は、エアーキャップ

 による断熱層で、熱の伝導を防止します。

 逆に室内の熱も反射しますので、冬の暖房は逃げず、

 夏の冷房はクーラーバッグの中のように涼しく、

 光熱費の節約につながります。
 
リフレクティックス工法の現場気温を計測してみました!
2011/7/30(土)晴 時刻 10:30
外気温 33℃
屋根 57℃
リフレクティックス 28℃
小屋裏 31℃
2F 30.5℃
1F 31℃
※観測状況:朝から窓は開放状態
2011/7/31(日)晴 時刻 11:45
外気温 32.5℃
屋根 54.5℃
リフレクティックス 29℃
観測地:松山市内 小屋裏 32.5℃
木造2階建 2F 32℃
測定機材:屋根/リフレクティックス・・・赤外線温度測定器 1F 31℃
上記以外・・・温度計による ※観測状況:前日から窓は閉切った状態
瓦工事 完了(7月30日時点)
外壁工事 ほぼ完了(コーキング施工前)(7月30日時点) 2011/8/1(月)晴 時刻 16:20
内部工事 未完成(7月30日時点) 外気温 33.5℃
屋根 51℃
リフレクティックス 34.5℃
小屋裏 34℃
2F 32.5℃
1F 33℃
※観測状況:朝から窓は開放状態
2011/8/2(火)雨後 時刻 14:00
外気温 29.5℃
屋根 30℃
リフレクティックス 31.5℃
小屋裏 33℃
2F 32.5℃
 ↑ 撮影箇所:小屋裏部分 1F 30℃
※1Fは朝から開放。2Fは前日から閉切り状態
2011/8/8(月)晴 時刻 14:15
外気温 34.5℃
屋根 51℃
リフレクティックス 31℃
小屋裏 33.5℃
2F 33.5℃
1F 33.5℃
※観測状況:朝から窓は開放状態
 ↑ 撮影箇所:壁部分 2011/8/9(火)晴 時刻 12:15
外気温 34℃
屋根 55℃
リフレクティックス 30℃
小屋裏 33℃
2F 33℃
1F 32.5℃
※観測状況:朝から窓は開放状態